シベリア鉄道横断旅行記

冬のロシア・シベリア鉄道→犬ぞり体験してみた!参加方法等【バイカル湖/イルクーツクから1時間】

冬のロシア・バイカル湖畔で犬ぞり体験してみた!

2018年の1月、私達はシベリア鉄道横断旅をしました。

 

シベリア鉄道を途中下車したイルクーツクから車で約1時間・バイカル湖畔にリストビャンカ(リストヴァンカ)という小さな村があります。

 

リストビャンカの名物の一つが犬ぞり体験ツアー。

 

たかが犬ぞり?

 

と思うかもしれませんが、そんなことはありません!

 

実際に体験してみて、ロシア・イルクーツクに行く人やシベリア鉄道に乗る人には超超おすすめしたいので、本記事で詳細を紹介します!!

 

この記事でわかること

ロシアで犬ぞりができる場所

ロシアで犬ぞりをやって実際にどうだったか?

犬ぞりの値段は?何分間のコースで満足できる?

犬ぞりに必要な持ち物は?

ロシアで犬ぞりができる場所:バイカル湖畔の村リストビャンカ

ロシアで犬ぞり体験ができる場所のひとつが、バイカル湖畔の村であるリストビャンカ(リストヴァンカ)(Listvyanka)。

 

私達が行ったのはBaikal Dog Sledding Centreです。↓

 

Baikal Dog Sledding Centre:ロシア・リストヴャンカで犬ぞり

最寄りの一番大きい都市は「シベリアのパリ」とも呼ばれるイルクーツク。

シベリア横断鉄道の駅もあります。

 

リストビャンカへの行き方は少し面倒なのですが、イルクーツクの中央市場近くの乗り場から乗り合いバスで約1時間です。

 

バスといっても日本のような大きい車体ではなくマイクロバスに近いです。

少しわかりにくいですが、バスの正面のガラスに「LISTVYANKA」と紙が貼ってあります。

 

1時間に4本前後来ますが、お客さんがいっぱいにならないと発車しません。

料金は140ルーブルで、安い。

(雪道を猛スピードで走る。今まで乗った車の中で一番怖かった。よくスリップしなかったと思う。)

 

↓イルクーツクの中央市場の場所。当時は少し開けているスペースを正面に見て左側にリストビャンカ行きバスがありました。

 

イルクーツクにはリストビャンカへのバスが出ている長距離バスセンターもあるようなので、不安な人はそこから乗ると良いかもしれません。

ロシアで犬ぞり体験をした感想

絶対に一生忘れない!!!

ロシアで犬ぞり体験!!

犬ぞりを体験した第一の感想は

 

寒い!

 

と同時に、

一生忘れない!!!!

でした!

 

寒さについては後で詳しく触れますが、とりあえずまつ毛は凍ります。

10分間の犬ぞり体験でしたが、とにかく震えながらゴールを待つのみです(笑)

 

そして犬ぞりの何が良かったかと言うと、疾走感とバイカルハスキーの健気な姿です。

 

日本ではほぼ見られないであろう、白銀の世界を独占して走り抜ける爽快感はすごかったです!!

バイカルハスキーは長距離走が得意な犬種らしく、車に乗ってるのか?と思うくらいの猛スピードで走り続けてくれました!!

また、水分補給のためか?雪を食べながら走っている子もいたのが可愛かったです!笑

 

一緒に行った友人は「死ぬ前に走馬灯見る時に思い出すんだろうなあ・・・」と言っており、本当にその通りだなと思いました。

 

親子連れ(お子さんは小学生くらい?)も来ていましたが、小さいうちにこんな体験ができて良いなあと思いました(^^)

Baikal Dog Sledding Centre:ロシア・リストヴャンカで犬ぞり Baikal Dog Sledding Centre:ロシア・リストヴャンカで犬ぞり

↑Baikal Dog Sledding Centreにはバイカルハスキーの小屋がたくさん。少し高かったけど、餌代もかなりかかりそうなので納得の料金。

 

犬ぞりが終わった後は、森の味?がするお茶を無料で出してくれました。多分、ハーブがたくさん入った紅茶です。

 

お会計は犬ぞり2.5kmコース(約10分)で、当時日本円にして約4,500円。

2020年11月のレートなら3500円くらいです!

 

冷静に考えると結構高かったですが、犬ぞりセンターにはたくさんの犬達が暮らしている姿が見えました。ハスキーは特に餌代もかかる犬種と聞いたことがあるので、仕方ないかなと思ったり(^^;)

体験としても最高だったので、お値段ははりましたが損じゃなかったです!!

ロシアで犬ぞりをするのに必要な持ち物

真冬のシベリアは冗談抜きで死ぬほど寒いです。(特に1月~2月)

(試していないのでわかりませんが、真冬のシベリアに相当するマイナス30度の中に裸で放り出されると人間は5分くらいで死ぬそうです。)

 

私達が体験した犬ぞり場ではダウンでできたツナギのような防寒具は貸してもらえましたが、それ以外は自分で持っていたもので凌ぎました。

 

↓具体的にどんな服装が良いかと言うと・・・

アウター(ダウン等複数枚)

ロシア帽子か、ニット帽二重
手袋(ダウンでなければ二重)

ゴーグルかサングラス

靴下(二重以上)

SORELなどの防水スノーブーツ

 

当時のシベリアの気温は約-35度。

それに10匹ほどのバイカルハスキーの力で走る犬ぞりのスピードは超速く、風もすごいです。

(体感気温マイナス40度はいってるんじゃないかな・・・)

 

どのくらい寒かったかと言うと

犬ぞり中に動画を撮りたいと思い素手でスマホを出して撮影したら、ものの10秒で手の感覚がなくなりました。

 

さすがにやばいと思い急いで服の中に手を入れて温めようとしたのですが、その後5分ほど無感覚の状態に。指も全然動かない。

あやうく凍傷になる手前でした。

手袋は絶対に外しちゃダメです。

(手袋を二重にしていた方の手も、犬ぞり後は冷たくなっていました・・・)

 

ロシア・バイカル犬ぞりセンター(Baikal Dog Sledding Centre)の情報

公式サイトからの一部抜粋ですが、私が行った犬ぞりセンター(Baikal Dog Sledding Center)の料金をまとめてみました。

距離 1.7km 2.5km 4.5km 10km
外国人の料金 1700ルーブル 2500ルーブル 4500ルーブル 7500ルーブル

※10kmコースは最大30分

 

支払いは現地で、現金払いのみでした。

私達は2.5kmで約10分のコースでしたが、ちょうどよかったです。

始めはもっと長距離のコースを検討していましたが、あまりにも寒すぎたので選ばなくてよかったと思っています(笑)

 

Baikal Dog Sledding Center

シーズン:11月中旬~3月下旬

営業時間:11:00-18:00

※営業時間等が急に変更になる可能性もあるので、公式サイトのページ右側から事前にメールで問い合わせしておくのが良いでしょう。英語は通じます。

 

日帰りの場合、バスの時間も考慮しお昼位には着けるように行った方が良いと思います。

帰りはリストビャンカの観光案内所近くからイルクーツク行きのバスに乗りました。

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