シベリア鉄道のチケットを買う際には、Russian Railwaysの公式予約サイトで自分で好きな座席(寝台)を選ぶことができます。
しかし、実際の列車内の寝台の配置はどのようになっているのか?と疑問に思う人も多いと思います。
そこで今回は、予約時の参考にできるようシベリア鉄道列車内の図を車両別に紹介します。
3等車(3-class open sleeping)
こちらが3等車の配置です。
1車両の中に区切りなどはなく、全てのベッドが同じ空間にある状態です。
数字が書いてある小さな枠が寝台です。
灰色っぽくなっている席は既に予約済み、青いところは空席という意味です。
また、「1」、「2」と書いてある席は、「2」が若干「1」の上に重なっているのがわかりますか?
これは「2」が上段(upper)で、「1」が下段(lower)という意味です。選び方は個人の好みですが、個人的には下段がおすすめ。
そして、わかりづらいですがコーヒーのマークは机です。
車両の両端にはトイレと出入口がありますね。車両の左の方にある人のマークは車掌室を示しています。
なお3等車も2等車もちゃんとした手洗い場はないので、水道はトイレの個室内に備え付けのものを使うしかありません。
トイレの水で歯ブラシ等を洗うのが気が引ける人は、水を多めに持って行くと良いと思います。
2等車(2-class sleeping compartment)
こちらが2等車の配置です。
2等車は3等車と違い、1つのコンパートメント(部屋)の中に4つのベッドがあります。
3,4人など複数人で旅行するならグループの皆で同じ空間にいられるので多少安心感(?)があり、おすすめの車両です。
1等車(1-class sleeping compartment)
こちらが1等車の配置です。
1等車のコンパートメントはベッドが2台のみです。
各部屋に簡易クローゼットやトイレ、シャワーがあり、他の乗客を気にせずくつろげます。
値段はちょっと高めですが、贅沢に過ごしたい、もしくは1週間列車に乗りっぱなしの旅程を組みたい人にはおすすめです。
おわりに
シベリア鉄道に乗車するイメージが少し具体的になりましたか?
他にもシーティング(椅子のみ)の車両もありますが、日本からだとあまり乗る人はいない&説明するまでもないと思うのでここでは省略します。
以上、シベリア鉄道列車内の席図でした!
Russian Railways:
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