コラム

シベリア鉄道での旅行は危険?実際に乗って感じたこと

シベリア鉄道での旅行は危険?

シベリア鉄道でのロシア横断を考えている人は、

「乗ってみたいけど、列車旅は危険なんじゃない?」

と不安に思う人も多いと思います。

 

私は、2018年頃にシベリア鉄道でウラジオストクからモスクワまでロシアを横断しました。ちなみに女2名、男1名で2等車と3等車に乗車しています。

 

結論から言うと、

私達が旅行した時は特に危険だと思うことはありませんでした。

でも、危険に出くわすことはあるかもしれません。

 

こんなこと言われても

どっちだよ!!

とつっこみたくなると思うので、下で詳しく説明します。

 

車内は車掌さんが巡回しているので安心感がある

まず、シベリア鉄道は各車両を車掌さんがしょっちゅう巡回しているので、それがある意味車内の犯罪抑止に繋がっているように思います。

乗客も基本的に皆静かに過ごしていました。

 

なおシベリア鉄道の車掌さんのお仕事内容は、車両内通路の清掃や乗客のシーツの交換、軽食や雑貨の販売など、多岐にわたります!

 

乗客との関わりも割と多いので、長時間列車に乗っていると(特に日本人は目立つので)車掌さんは私達を覚えて意識してくれたように思います。

 

また、各車両内には車掌さんの部屋があり、(夜は仮眠中の可能性もありますが)何かあれば助けを求めることができるので安心感はありました。

シベリア鉄道の寝台車両内は基本的に飲酒NG

また、シベリア鉄道の寝台車両内は基本的に飲酒NGと決められています。

ですのでお酒に酔った他の乗客とトラブルになることは考えづらいです。

 

それに少しでも騒げば車掌さんがすっ飛んでくるはずなので、トラブルに巻き込まれそうになっても制止してもらえると思います。

 

ちなみに食堂車のみ、種類は少ないですが確かビール等がありました。

が、日本の物価から考えても割高だったので泥酔するまで飲酒する乗客は少ないと思います。酔い過ぎていたら店員さんも止めるでしょうし。

 

とは言うものの、お酒大好きなロシア人は列車内で隠れて飲んでいることも多いそう。

2等車で同室になったお兄さんは「車掌にバレないようにコップに移して飲むんだ」と言ってこっそりウォッカを飲んでいました・・・。

【シベリア鉄道の危険】乗車中に気を付けたほうが良いこと

ここまで、車両内は割と安心できる環境だとお伝えしてきました。

しかし念には念を入れて、旅行中はこんなことに気を付けるべきだろうなと思ったことを書いていきます。

置き引き

シベリア鉄道の列車内で一番ありそうな犯罪が置き引きです。

トイレに行ったり、列車の一時停車中外の空気を吸いに行ったりする時は危険。

 

車両内に貴重品ボックス等は無いので、移動する時は必ずパスポートや財布などの貴重品は持ち歩くようにしましょう。

列車に置き去りにされること

もう一つ注意したいのが、列車に置き去りにされることです。

 

まさか!

と思うかもしれませんが、ありそうで怖いなと思ったので本当に注意してほしいです。

 

実際に日本人旅行客が置き去りにされたこともあったようです!(外務省ホームページより)

途中停車した駅で降り、ちょっと軽食を買っている間に荷物を乗せた列車が行ってしまった、、、というところでしょうか、、、

 

あまり想像つかないと思いますが、特に真冬に置き去りにされたら冗談でなく命を落とす可能性もあり危険です。

 

上で紹介した日本人置き去り事件はハバロフスクだったので駅も大きくまだ良かったと思います。

 

ロシアは寒い地域だと冬はマイナス40度近くになりますし、駅によっては人もまばら、もしくはゼロです。

近くに民家もお店も無い駅もありますし、次の列車が来るまで数時間後なんてこともあります。

そんな中軽装で置き去りにされたら本当に死んでしまいます。

 

シベリア鉄道では乗車時はチケットやパスポート等をしっかりチェックして予約確認をしますが、一度乗ってしまえば再チェックはそんなにしません。

発車前に予約した乗客が全員揃っているかなんていう、親切な確認はありません。

 

また、駅によって停車時間は1分未満~30分以上とかなり幅があるので、時刻表のスケジュールは必須です!

 

なお時刻表は車両内に貼ってあり、どの駅で何分間停車するかわかります。

が、海外なので「必ずその時間通り停まっているとは限らない」と思っておいて損は無いと思います!!

(スケジュールより長く停車してくれればまだ良いですが、もしもさっぱりわからないロシア語で「発車が早まりま~す」なんてアナウンスされたら恐ろしすぎます・・・)

シベリア鉄道で「私達は」危険を感じなかった。でも・・・

シベリア鉄道旅を通して、危険を感じることは特にありませんでした。

私達は3人での旅行で、しかも2等車がメインだったことも要因かもしれません。(2等車の個室は4名が定員なので、他の乗客1人と同室になってもそんなに怖くなかった)

 

それでも、「危険なことに巻き込まれるかもしれない!」と常に用心しておくことは大切です。

 

やはり海外ですし、ロシア語が堪能な人ならまだしも、ロシアでは英語が全然通じないことも多々あるので万一トラブルに巻き込まれるとかなり苦労すると思います。

(ハバロフスク駅のレストランでは色々な発音で「オレンジジュース」と言ってみても通じないレベル。オレンジジュースはロシア語でапельсиновый сок(アピリスィナヴィ ソク)だそう・・・)

 

安全で楽しい鉄道旅にするためにも、警戒は怠らないようにしましょうね!