シベリア鉄道のトイレはどんな感じ?
シベリア鉄道横断旅を考えている人が気になることの一つといえば、
列車内のトイレ事情でしょう。
本記事ではシベリア鉄道でウラジオストクからモスクワまで乗車した私が
実際に乗ってみてトイレはどうだったか?
を紹介したいと思います。
【シベリア鉄道のトイレ】一等車は客室内に有。二等車・三等車は共同
シベリア鉄道一等車のトイレは客室内にあり、完全プライベートで使用できます。
二等車・三等車は男女兼用の共用トイレとなります。
シベリア鉄道の1等車のトイレ
1等車のトイレは客室内に備え付けなので、実質貸切です。
他人を気にせずトイレを好きな時に利用できるのが良いですね。
(なお1等車の客室は定員が2名)
客室内にはシャワーもついているので、かなり快適に過ごせそうです。
シベリア鉄道の2等車と3等車は共同トイレ
シベリア鉄道の二等車と三等車は男女兼用の共同トイレがあります。
1車両につき、車両の前と後ろに合計2つです。
トイレはかなり狭く、簡易な水道がついています。
ちなみにシベリア鉄道列車内は手を洗う場所がトイレしかありません。
水を捨てたり、歯磨き後口をすすいだり、顔を洗ったりするならここになります。
この水道水は濁ってはいませんでしたが、タンクが綺麗かわからないので個人的に口に入れるのはちょっとなあ…と思いました。
洗面台は小さく使いづらいので、顔は洗わずウェットティッシュなどで拭いていました。
シベリア鉄道二等車と三等車のトイレは混み合う?
シベリア鉄道の二等車と三等車には、各車両トイレが2つあります。
1車両に乗れる最大人数は
- 2等車は36名
- 3等車は54名
なので、満員になるとちょっと少ない感じがしますね。
深夜なら混み合いませんが、昼間に何十分もトイレを占領するとちょっと迷惑になりそうです。
シベリア鉄道は夏は乗客も多いので、トイレが近くて心配な人は1等車か2等車を選ぶことをおすすめします。
冬はそんなに混まないので心配いらないと思います。
なお乗車中でも車両は移動できるので、
近くのトイレがずっと使われていたら隣の車両を使わせてもらうこともできます!
なおトイレは使用中だと廊下端の天井にあるランプが光るので、わざわざトイレまで行って空いているかどうか見なくても大丈夫でした。
シベリア鉄道のトイレ事情その他
トイレ内はトイレットペーパーもちゃんとついてます。
鏡も一応あったかな。
冬に乗る場合、暖かい客室とは対照的にトイレの中は少し寒いので、羽織り物を着た方がいいと思います。
便器もかなりヒンヤリしてます。
また列車によって違うかもしれませんが、私達が乗った車両のトイレは全て垂れ流し方式でした。
大自然の中を走るので、すぐ自然に還ることでしょう笑
以上シベリア鉄道のトイレ事情でした!