今回はシベリア鉄道横断旅行記の第3回です。
ウラジオストクからシベリア鉄道に乗り、2018年1月20日無事ハバロフスクに到着した私たち。
極寒のハバロフスク観光を満喫(?)しつつ、ロシアのタクシー配車アプリGETTの超絶便利さを発見するのでした。
シベリア鉄道横断旅行記:ハバロフスクの宿
ハバロフスクはウラジオストクからシベリア鉄道を出発して最初に着く「大きな」駅です。
↓駅舎はかなりおしゃれ、中にはレストランや銀行ATM、キオスクなどがそこそこ充実。
駅を降りたら、事前に予約していたホステル”Hostel U Vokzala Brandson”に直行しました。
写真だとあまり雪は降っていないように見えますがそれは駅前広場だけ。
駅の近くに予約したホステルでしたが、一面雪が積もって足をとられ、到着まで結構時間がかかってしまいました。
ホステルの中は暖かく、共同キッチンや洗濯機、シャワー室など設備も十分。
清掃も行き届いていました。
これで1泊1名約1,120円(2018年当時)なので激安です。
ロシアの物価最高。
最大4名まで泊まれる個室を3名で予約し、ほぼ貸切にできたのでよかったです。
真冬で閑散期だったこともあるかな?
個室はカードキーになっていたのもポイント高かったです。
(残念な私はカードキーを紛失し、日本円で約400円ほど追加で支払いました)
ハバロフスクの安くて設備が充実した宿を探している人にはおすすめのホステルです。
ホテルではないのでトイレやシャワーは共同なので注意が必要ですが、この値段なら大満足。ホステル滞在も良いなと思えたのでした。
荷物を置いたら早速観光へ向かいます。
シベリア鉄道横断→ハバロフスクのアムール川
まずは、かの有名なアムール川に行ってみようということになりました。
ハバロフスクはどうやらトラムバスが一般的な交通手段として利用されているようだったので、駅前からとりあえず乗ってみたものの、車内放送がロシア語のため全く理解できず。
行先が合っているかも不明だったので、2つ位停留所を過ぎたところですぐ下車してしまいました。
何故バスに乗ろうと思ったのか・・・
その後なんとかタクシーを拾い、アムール川まで連れて行ってもらいました。
(アムールリバーと言っても通じないので、ロシア文字で「アムール川」を見せて伝えた)
↓アムール川のほとり。川幅がとにかく広い。
川辺には小さな遊園地が。(冬のため休園中)
狭いですがスケート場もありました。
当時ロシアワールドカップが行われた年だったので、付近には氷の彫刻もいくつかありました。
ロシアのタクシー配車アプリ「GETT」が便利すぎる
アムール川周辺を一通り見終わったので、次の目的地に移動しようということに。
しかし当時は雪もすごくまたタクシーを捕まえるのも大変だし、トラムに至ってはシステムがよくわからない。
そんな中アムール川近くの休憩所(?)でお茶をしつつネットで調べていると「Gett」というロシア版Uberとも言えるタクシー配車アプリを発見したので、早速インストールしてみました。
このアプリにはその後のシベリア鉄道旅でもずっとお世話になります。
ロシア語でのコミュニケーションに自信がなくても、Gettがあれば安心です。
料金も事前に確認できるので、ぼったくられる心配もなし。
(クレジットカード払いにも対応している)
Gettのタクシーを利用して今度はスパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂へ。
実は間違えて少し離れた場所(200mくらい)に降りてしまい、外から見るだけになりました・・・。
200mくらい歩けよと思うかもしれませんが、、、雪がブリザード状になって吹雪いていたので、寒すぎて辿り着けなかったのです。(当時マイナス25度位でした)
ロシアの雪、綺麗なんですけどね・・・
グロデコフ郷土史博物館とルースキーレストラン
次に向かったグロデコフ郷土史博物館はかなり面白かったです。
ハバロフスクの街情報にも書きましたが、アムール川流域に生息する動物の生態やイコン画だけでなく、日露戦争時代の日本軍の寄せ書きなども見ることができます!
グロデコフ郷土史博物館は、ここだけで2時間は軽く過ごせると思うので、ハバロフスクに来たら是非寄ってほしいです。
アムールトラのはく製の展示
夕食はハバロフスクでも有名な「ルースキー・レストラン」へ。
日本領事館と同じ通りにあり、付近の飲食店はどれも美味しそうに見えました。
値段は日本のレストランと同じくらいなのでロシアにしては少し高いですが、カツレツがすごくおいしかったです。
お店の雰囲気はロシアでは高級な部類に入ると思います。
若い店員さんがガムを食べながら(隠す素振りなし)接客しており、だいぶ自由だなと思いました(^^;)
でも愛想はよかったですし、味も良かったので結果オーライです!
宿に戻り、シベリア鉄道乗車に備える
一通り観光を終えたら、アムバというスーパーに寄り水やお菓子を買い足しました。
お菓子はやっぱりどれも甘すぎて、あまり日本人には合わない味でした・・・
サバ缶も試しに買ってみましたが、なんとなく日本のサバ缶よりにおいがきつかったです。量は多いのでサバ好きな人にはおやつに良いかもしれません。
ホステルのキッチンは自由に使えるので、そこでお茶を飲んだりネットや仕事をしたりして思い思いにゆっくり過ごし、その日は就寝。
翌日は次の目的地ウラン=ウデに向けてシベリア鉄道で出発です!