シベリア鉄道横断旅行もついに後半です。
列車からの景色はひたすら針葉樹林の森と雪。
いい加減同じような景色にも飽きてきましたが、後で見返すとやっぱりまた行きたいと思ってしまう不思議。
今回はロシア・エカテリンブルクで下車してからの観光の様子などをレポートします。
ちなみに最初に言っておくとこの街はあまりこれといった観光スポットはありません(笑)
マニアックな場所となりますが、気になる方は読んでいってください。
シベリア鉄道でエカテリンブルクに到着!
2018年1月28日20時06分、シベリア鉄道でエカテリンブルクに到着しました。
駅を出ると今までとは雰囲気が違い、一気に都市感が出てきました。
といっても工業都市なので東京のようにワイワイ賑わっている感じはないのですが、イルクーツクまでとは違い高層ビルの姿がちょこちょこ見え、なんというかロシアっぽい共産チックな雰囲気を感じられるようになります。(伝わりづらい・・・)
ホテルはHotel Sverdlova 27 (Ulitsa Sverdlova 27, 620027 Yekaterinburg)。
駅近で雪の中を歩くと徒歩6分くらいだったかな?(雪が降ってなければもっと近い)
写真映えするこじんまりした可愛らしい宿でしたね。
時差ボケ&リモートワークで眠気が限界になりながらすぐ就寝したのを覚えています。
ちなみに朝食でロシア名物のカーシャが出ました。(牛乳の甘いおかゆ?個人的にはあまりおいしくない・・・)
ロシア・エカテリンブルク観光
翌日はいよいよエカテリンブルクの観光!
再びタクシーアプリのGETTを活用しながら散策。
イセチ川を歩く
こちらの写真はエカテリンブルクの真ん中を流れるイセチ川。
公園じゃありません。
川が完全に凍結しているのでみんな普通に上を歩いています。
走っても氷が割れる心配もないくらいぶ厚そうでしたね・・・
ヴィソツキービジネスセンターの展望台は行く価値アリ!
別記事でも紹介していますが、ヴィソツキービジネスセンターは面白かったですね。
簡単に言うと展望台で、地上188mからエカテリンブルクの街を見下ろせます!
めちゃくちゃ美しい絶景ではなく、ちょっとした中心街や、思いっきり工業地帯が見られるのがロシアっぽくてポイントです。
ヴァイネラ通りでウラル地方にいることを実感させられる
あとはショッピング街のヴァイネラ通り。
ファッション系の路面店、デパートなどが並んでおり、ショッピング好きなら半日、下手したら丸一日は時間が潰せます!
おしゃれな女性ものの皮のブーツは安かったですね。
デパート内はドラッグストアなども入っているので、あえてロシアの化粧品などを買ってみるのも面白いかも。
大量の貴金属ショップが並んでいるのもかなり驚きましたね。
元貴金属買取屋さんの夫いわく、やたらと安くて本当に本物だったのか?と疑ってしまうくらいでした。ロシアだし・・・
ウラル地方は鉱山でも有名なのでそこは信じたいですが、真偽はちょっとわかりません。
血の上の教会は冬はちょっとした氷のミュージアムに
血の上の教会もめちゃくちゃ良かったです!
ロシア正教の教会で、見た目はあまり大きくありません。
冬場は教会の周りに超芸術的な氷の像がいくつも立ち並び、それを見ているだけでちょっと心が洗われる気がします。
もちろん中にも入れますが、女性は帽子かスカーフが必要。
男性は逆に帽子を取ってくださいと言われます。
中は静かで、金で縁取られたイコン画などをいくつか見られました。(悲しいことに写真が消えてしまった。。。泣)
エカテリンブルクからいよいよモスクワへ
そんなこんなで、エカテリンブルクで1泊。
いよいよシベリア鉄道の最後の目的地・モスクワへ向かいます!
ここから約2日間また列車に乗るので食材など買っていきます。
この頃にはいい加減列車内でやることがなくなって、ひたすら食堂車に入り浸って暇を持て余していましたね・・・。
食堂車では特大サイズのスープやらパンやらを注文し、
また大量のディルが入ってるよ・・・と意味のない文句を言いながら過ごしてました。
アルコールはバカみたいに高いですが紅茶などは1杯150円くらいだったのでまあ安かったです。(ティーバッグで淹れる方式ですが)
ちなみに食堂車は車両によってデザインが微妙に違うのはちょっと面白かったですね。
この時の食堂車は少し宇宙ステーションっぽい近未来感のある内装でした。
それでは今回はこの辺で。
次回は列車内で出会ったロシアの人達について書いていきます!