これからのんびり、2018年1月から2月にかけて行ったロシア・シベリア鉄道横断旅行記シリーズを書いていきたいと思います。
この旅行はわたし、夫、友人の3人で決行。
今回は成田空港~ウラジオストクまでの旅をシリーズ第1弾として記録していきます。
シベリア鉄道横断旅行記:成田空港第1ターミナルへ
まずは成田空港で両替
2018年1月19日
成田空港からウラジオストクに向かいます。
ウラジオストクに着いたら、当日夜そのままシベリア鉄道に乗る予定。
成田からロシアへの飛行機は第1ターミナルから出ています。
ロシアですぐにルーブルを使うと思われるので、第1ターミナル内にある両替所で日本円→ルーブルに3万円分ほど交換しました。
手数料は結構かかりましたが、仕方ない・・・
3万円分の両替じゃ少ないんじゃないの?と思われそうですが、ロシアではクレジットカードが結構使えます。
もしくは海外キャッシングに対応しているクレジットカードを持って行けば、ロシアにあるズベルバンクなどの銀行ATMで簡単にルーブルを直接引き出せます。
数週間程度のキャッシングなら手数料もそんなに高くないのでおすすめです。
(ちなみに私はJALカードVISAを使用)
成田空港からアエロフロートの飛行機に搭乗!
ついに飛行機搭乗です!
アエロフロート・ロシア航空 3639 (運航会社 : AURORA AIRLINES)
13:20 成田発~16:15ウラジオストク着(現地17:15)の便で、所要時間は2時間55分です。
本当はもっと早い時間にウラジオストクに着いて街を散策してからシベリア鉄道に乗りたかったのですが、当時は成田空港からウラジオストクまでの便が週に2本しかなく、もう1本の便は列車の時間とうまく合わなかったので断念。
(ウラジオストクに3泊程しなければ、ウラジオストクからの列車が発車しなかった。旅行日程も限られていたので、ウラジオストクは3泊するまでもないかな・・・と)
なおウラジオストクまでの飛行機はやや小型で、なんとプロペラ機でした。
確か機内の座席は2・3・2列で狭め。
結構揺れが強く、かなり怖かったです。
初日早々、飛行機が苦手な夫はもう2度と乗りたくないと言っていました。
シベリア鉄道横断旅行記:ウラジオストクに到着
約3時間のフライトを終え、やっとロシア・ウラジオストクに到着しました。
1月ということもあり、飛行機を降りたらいきなり大雪!
さすがロシア、寒すぎます。
スノーブーツなど防寒対策をしっかりしてよかったです。
現地到着時間は17時15分。
空港でSIMカードを調達したら予約不要の乗り合いバスに乗ってウラジオストク駅に向かいました。
ウラジオストク駅までは約50分。
シベリア鉄道の発車時間は21時50分なので少し余裕があります。
その間に夕食を済ませ、列車内で食べる物などを調達することにしました。
しかし雪の中スーツケースを運ぶのは結構骨が折れました。
雪も積もっていたので歩きづらく、数十メートル動くだけでも苦労します。
本当はウラジオストクにある北朝鮮料理店に行って見たかったのですが、ロシアのタクシーの拾い方がよくわからず断念・・・。
のちにロシアのタクシー配車アプリ「Gett」が本当に便利だと知るのですが、実際に使うのはハバロフスクからになってしまいました。
仕方無いのでウラジオストク駅のすぐ近くにある「金風餐庁」という中華料理店に入りました。(看板も漢字です。レーニン像の目の前)
なんだか変わった内装です。
お味は、まあ普通に美味しいかな、というレベル。(ちょっと油っぽく味濃いめ?)クレジットカードも使えました。
その後はすぐ近くの24Hスーパーマーケット(Supermarket Ekspress24)に寄り、列車内で飲むための水やパン、お茶、お菓子などを購入。
シベリア鉄道の車内には無料の給湯器(サモワール)があるので、お茶のティーバッグとコップを日本から持って来て正解でした。
別記事にも書いてますが、シベリア鉄道車内ではペットボトルの水が1本(350mlくらい)支給されます。
しかし歯磨き等で口をゆすぐのに使うとすぐなくなるので、スーパーでの調達は必須です!
シベリア鉄道横断旅行記:ウラジオストクから乗車
21時近くになったので、ウラジオストク駅に入ります。
夜にもかかわらず、シベリア鉄道に乗るであろう乗客で駅は溢れていました。
駅の中の荷物検査?のゲートを抜けて屋外に出て、歩道橋を渡りホームに向かいます。
↓駅のホームに向かう。
↓橋から見たシベリア鉄道の乗車ホーム
これから始まるシベリア鉄道の長旅を考えるとワクワクする光景です。
ホームに着いたら、事前に購入しておいた印刷済みのチケットとパスポートを駅員さんに見せます。
予約済みの情報とパスポート情報が一致しているか、小さな端末でチェックしている様子でした。
チェックが終わったら列車に乗り込みます。
列車の乗り込み口の段差は結構高く、雪の中重いスーツケースを乗せるのはちょっと大変でした。
(かといって巨大なバックパックを背負って観光するほどの体力はない私だったので、スーツケースにして良かったと思う)
無事に列車に乗れたところで、ひとまず第1回のシベリア鉄道旅行記は終了です。
第2回は乗車後の車内の様子などをレポートします!